アヒトペルは、自分の計りごとが行われないのを見て、ろばにくらを置き、立って自分の町に行き、その家に帰った。そして家の人に遺言してみずからくびれて死に、その父の墓に葬られた。
そこで、彼は銀貨を聖所に投げ込んで出て行き、首をつって死んだ。
そのころ、ヒゼキヤは病気になって死にかかっていた。アモツの子預言者イザヤは彼のところにきて言った、「主はこう仰せられます、『家の人に遺言をなさい。あなたは死にます。生きながらえることはできません』」。
アブサロムは犠牲をささげている間に人をつかわして、ダビデの議官ギロびとアヒトペルを、その町ギロから呼び寄せた。徒党は強く、民はしだいにアブサロムに加わった。
神よ、どうか彼らにその罪を負わせ、 そのはかりごとによって、みずから倒れさせ、 その多くのとがのゆえに彼らを追いだしてください。 彼らはあなたにそむいたからです。
ジムリはその町の陥るのを見て、王の宮殿の天守にはいり、王の宮殿に火をかけてその中で死んだ。
時に、「アヒトペルがアブサロムと共謀した者のうちにいる」とダビデに告げる人があったのでダビデは言った、「主よ、どうぞアヒトペルの計略を愚かなものにしてください」。
人は自分の愚かさによって道につまずき、 かえって心のうちに主をうらむ。
高ぶりは滅びにさきだち、 誇る心は倒れにさきだつ。
しかし主よ、あなたは彼らを 滅びの穴に投げ入れられます。 血を流す者と欺く者とは おのが日の半ばも生きながらえることはできません。 しかしわたしはあなたに寄り頼みます。
不義なる者には災が下らないであろうか。 悪をなす者には災難が臨まないであろうか。
そのころアヒトペルが授ける計りごとは人が神のみ告げを伺うようであった。アヒトペルの計りごとは皆ダビデにもアブサロムにも共にそのように思われた。
そこでダビデは立って、共にいるすべての民と一緒にヨルダンを渡った。夜明けには、ヨルダンを渡らない者はひとりもなかった。
そのころヒゼキヤは病気になって死にかかっていた。アモツの子預言者イザヤは彼のところに来て言った、「主はこう仰せられます、あなたの家を整えておきなさい。あなたは死にます、生きながらえることはできません」。
これがわたしを非難する者と、 わたしに逆らって悪いことを言う者の 主からうける報いとしてください。